2014年6月16日月曜日

LMDEでThinkVantageキーにモニタの電源を切る機能を割り振る

 モニタの電源を切ることは前回の方法でできることがわかりましたが、せっかくなのでワンキーでできるようにしたいと思いました。
 X61sのLMDEでは特に機能が割り振られていないThinkVantageキーでできると便利だと考えいろいろ調べてみたところ、xbindkeysを使えばいいことがわかりました。
 使い方はここを参照しました。

 私の環境では以下のように設定しました。

 まず、ホームディレクトリにbinディレクトリがない場合、
mkdir ~/bin
でディレクトリを作った後、一度ログアウトしログインし直しておく。

 「monitor_power_off」ファイルを新規作成する。
vi ~/bin/monitor_power_off
内容は以下の通り。
#!/bin/sh

xset dpms force off
gnome-screensaver-command -l
「:wq」で終了する。
 プロンプトから「monitor_power_off」でモニタの電源が切れることを確認する。

 xbindkeysをインストールする。
sudo apt install xbindkeys

 設定ファイルを新規作成する。
vi ~/.xbindkeysrc

 内容は以下の通り。
# ThinkVantage key
"monitor_power_off"
    XF86Launch1
「:wq」で終了する。

 xbindkeysを再起動する。
killall xbindkeys ; xbindkeys

 ThinkVantageキーでモニタの電源が切れるようになれば、設定完了です。

 ちなみに、同じ設定でUbuntu 14.04のFMV MG75UNでも上部のAキーに割り当てることができました。

2014年6月10日火曜日

LMDEでモニタの電源を切る

 ちょっと離席するときなど、ノートPCのモニタだけを切りたい場合があるのですが、ちょっと調べたところ以下のコマンドで行けることがわかりました。
xset dpms force off
off以外にもsuspendやstandbyも指定できます。違いはVESA Display Power Management Signalingを参照。
  ちなみに、私は
gnome-screensaver-command -l
も記述したシェルスクリプトファイルを使って、ロックも同時に行うようにしています。

 ちなみに、Ubuntu 14.04をインストールした、FMV MG75UNでも同じ方法が使えました。

2014年6月9日月曜日

LMDEでHardware Monitorを追加するときの注意事項

 LMDE 20140203でHardware Monitorを追加するときは、gir1.2-gtop-2.0をインストールしておかないと、パネルに追加しても何も表示されませんでした。
 手順は以下の通り。

 gir1.2-gtop-2.0をインストール。
sudo apt install gir1.2-gtop-2.0
  「システム設定」-「アプレット」-「オンラインでより詳しい情報を得る」を選択。
 「Hardware Monitor」にチェックを入れる。
 「インストールまたはアップデートが選択されました」をクリック。
 「インストール済み」を選択。
 「Graphical hardware monitor」を選択し、「パネルに追加」をクリック。

 以上でHardware Monitorが追加されます。

X61sのLMDEでのハイバネーションからの復帰時の、Bluetoothが復帰しない問題の対策

 X61sのLMDEでのハイバネーションからの復帰時、USB接続のBluetoothが復帰しない問題が解決したのでメモ。

 /etc/pm/sleep.dに移動して、「51_wireless」を新規作成。
cd /etc/pm/sleep.d
sudo vi 51_wireless

 「51_wireless」の内容は以下のように編集。

# /etc/pm/sleep.d/51_wireless

case "$1" in
        hibernate|suspend)
                /usr/bin/bluetooth off
                ;;
        thaw|resume)
                /usr/bin/bluetooth on
                ;;
        *) exit $NA
                ;;
esac

 「:wq」で保存後、実行権限を付加。
sudo chmod +x 51_wireless

 「sudo pm-hibernate」でハイバネートし、復帰でうまくBluetoothも復帰することを確認して完了。

2014年6月8日日曜日

X61sのLMDEでのハイバネートの設定

 X61sにLMDE 20140203をインストールしただけだとハイバネートからの復帰がうまく動かなかったので、調べたところ以下の設定でうまく動くようになりました。

まず、grubの設定ファイルを開く。

sudo vi /etc/default/grub

 以下の設定を書き換える。
GRUB_CMDLINE_LINUX="resume=/dev/sda2"

  この際、「/dev/sda2」はswapパーティションを指すようにします。

 「:wq」でファイルを更新。

 ブートローダーを更新。
sudo update-initramfs -u
sudo update-grub

 この後、「sudo pm-hibernate」でハイバネートし、電源が切れた後、電源を入れてうまく復帰すれば設定完了です。

X61sにLMDE 20140203をインストール

 ジャンク扱いのOSなしThinkPad X61sを入手したので、早速Linuxをインストールして復活を目論んでみました。
 ディストリビューションはLinux Mint Debian Edition 20140203 Cinnamonを選択。 実は、Ubuntu 14.04もインストールしたのですが、画面が狭い(XGA)のと、たまにはUbuntu系以外(といってもDebian系ですけど(笑))を試してみようかといったところが理由だったりします。

 以下、インストール時にはまった部分のメモ。
  1. USBインストールしましたが、YUMIで作ったものだと何故かインストーラーが途中で止まってしまう。
    UUIで作ったものなら、うまくインストールできました。
     
  2. インストール後の再起動時、「The system is going down for reboot NOW!」で止まってしまう。
    この後、電源ボタン長押しで強制電源断しましたが、大丈夫そうでした。