2013年3月24日日曜日

Host1Freeセットアップ (7)aliasesの設定

 aliasesを設定し、エラーメールなどを携帯などに転送するようにします。

sudo vi /etc/aliases

 Gで最終行に移動してから、oで設定を追加します。root宛のメールはsanadanへ、sanadan宛のメールは<携帯メールアドレス>に転送設定します。

root: sanadan
sanadan: <携帯メールアドレス>

 <ESC>:wqでファイルを更新したあと、

sudo newaliases

で設定を反映し、

mail root

Title: test
test mail
.
Cc;

でメールが来るか確認します。



2013年3月21日木曜日

Host1Freeセットアップ (6)gitとetckeeper

 etc配下のバージョン管理に便利なetckeeperをインストールしておきます。その際、バージョン管理ツールはgitを使うように設定します。


sudo aptitude install git etckeeper
インストールしたら、まずgitでつかう名前とEメールアドレスを設定します。
git config --global user.name "sanadan"
git config --global user.email <Eメールアドレス>
その後、次のコマンドで設定ファイルを修正します。


sudo vi /etc/etckeeper/etckeeyper.conf


 設定ファイルの以下の行のコメントアウトを修正します。
VCS="git"
#VCS="bzr"


修正したら、初期化と初回コミットコマンドを実行します。
sudo etckeeper init
sudo etckeeper commit
以上で完了です。











Host1Freeセットアップ (5)言語とタイムゾーン設定

 デフォルトだと、日本語パッケージが入っていないため、 sshの環境によってはWarningが出るので、インストールしておきます。


sudo aptitude install language-pack-ja language-pack-en

 その後、git logなどでlvを使っていると、文字化けが起きたりすることがあるので、

vi ~/.profile
 
# 最終行に追記
LANG=ja_JP.UTF-8
export LANG

を追記しておきます。

 また、タイムゾーンの設定が東京ではないので、設定し直します。


dpkg-reconfigure tzdata


 表示されたリストで「アジア」-「東京」を選択すれば完了です。

2013年3月17日日曜日

Host1Freeセットアップ (4)SSH設定 その2

 SSH接続時、rootでのログイン不許可および鍵認証のみの設定をします。



 まず、/etc/ssh/sshd_configのPermitRootLoginをnoに書き換え、

sudo service ssh restart

でサービスを再起動します。その後、新しい接続を作り、rootでログインできないことを確認します。



 同様に、PasswordAuthenticationのコメントアウトを外し、noに書き換え、

sudo service ssh restart

で、サービスを再起動後、新しい接続でパスワードによるログインができないことを確認します。



 以上でこの設定は完了です。





2013年3月16日土曜日

Host1Freeセットアップ (3)SSH設定 その1

 SSHに鍵認証でログインできるようにします。



 まず、ssh-keygenなどで鍵を生成しなければなりませんが、今回はTeraTermの鍵生成を使います。



 「設定」-「SSH鍵生成」を選択、ダイアログで「生成」をクリックすると鍵が生成されます。



 鍵のパスフレーズ(秘密鍵を使う場合の認証用)、パスフレーズの確認、コメント(メールアドレスにしておくといい)を入れ、「公開鍵の保存」で公開鍵を、「秘密鍵の保存」で秘密鍵を保存します。



 その後、サーバーにログインしたあと、

mkdir .ssh
chmod 700 .ssh
cd .ssh

で.sshディレクトリを作り、移動しておきます。



 TeraTermの「ファイル」-「SSH SCP」のFromに公開鍵ファイル(デフォルトではid_rsa.pub)、Toに「~/.ssh」を指定してファイルを転送します。



 転送が終わったら、

mv id_rsa.pub authorized_keys
chmod 600 authorized_keys

で認証情報の設定を行います。



 ここで、TeraTermの「ファイル」-「新しい接続」で新しい接続を作り、SSH認証のユーザー名とパスフレーズ(秘密鍵の)を入力し、「RSA/DSA鍵を使う」を選択して、生成した秘密鍵を選択、ログインできることを確認します。



 ログインできたら、完了です。





2013年3月14日木曜日

Host1Freeセットアップ (2)ユーザー追加

 Host1Freeのデフォルトでは、rootのSSH接続が許可されているので、これを禁止するため、まずは一般ユーザーの追加とsudo許可設定を行います。
 まず、ルートでログインし、

adduser sanadan

でユーザーを追加します。



 Host1Freeのデフォルトではadminグループがないので追加し、sanadanをadminグループに追加します。

addgroup admin
adduser sanadan admin

 ここまでできたら、ターミナルをもう一つ起動し、sanadanでログインしてsudo aptitude updateなどがうまく動くか試します。



 うまくいったら設定完了です。



2013年3月13日水曜日

Host1Freeセットアップ (1)root設定

 先日、Host1Freeのアカウント許可メールがきたので、Ubuntuをじっくりセットアップします。



 まずはメールできたパスワードでコントロールパネルにログインします。



 Operating Systemを確認し、希望の物になっていなかった場合は、「General」-「Reinstall」で希望の物に変更します。私はUbuntu 12.03 32bitにしました。



 しばらく待った後、「Root password」でroot passwordを設定します。この際、記号を入れるとinvalid passwordになる仕様のようなので、必要に応じてあとでpasswdで変更することになります。



 ここまでできたら、TeraTermなどでrootログインできるか確認します。



 ログインできたら、



apt-get update
apt-get install aptitude



でaptitudeをインストールし、



aptitude safe-upgrade
reboot



で最新の環境にしてリブートしておきます。



 以上でこの設定は完了です。



2013年3月4日月曜日

etckeeperのインストール

 /etc配下をgitで管理しようかと思ったのですが、etckeeperというカスタマイズされたパッケージがあったので使ってみました。





参考:Ubuntu 12.04にetckeeperをインストールする



 インストール。


sudo aptitude install etckeeper



 Ubuntu 12.04ではデフォルトではbzrを使用するようになっているので、/etc/etckeeper/etckeeper.confを編集してGitを使用するようにします。


# The VCS to use
#VCS="hg"
VCS="git"
#VCS="bzr"
#VCS="darcs"



初期化コマンドを実行します。


sudo etckeeper init



 コミットコマンドで現在の状態をコミットします。


sudo etckeeper commit "first"



 素のgitと異なり、-mオプションは不要です。

 コメントを引数に渡さない場合はgitと同様にエディタが起動します。


 なお、/etc/cron.daily/etckeeperと/etc/apt/apt.conf.d/05etckeeperが作成されており、日付が変わったタイミングとaptの実行タイミングでも自動的にコミットしてくれます。




2013年2月28日木曜日

Ubuntu 12.10でgrub rescueからの復旧手順


 VirtualBoxでUbuntu 12.10のパーティション拡張をしたところ、grub rescueが表示されて起動しなくなったので、そのときの復旧手順をメモします。



ubuntu12.10をインストール後にgrub rescue



 このページを参考にしました。



 まず、

ls

でパーティション一覧((hd0)(hd0,msdos2)など)を、

ls (hd0,msdos2)/

などでbootパーティションを確認します。(今回は(hd0,msdos2)にあった)



 bootパーティションがわかったら、以下のコマンドを入力します。

set prefix=(hd0,msdos2)/boot/grub
insmod (hd0,msdos2)/boot/grub/i386-pc/normal.mod

 最後に

normal

で起動します。



 起動後は

sudo grub-install /dev/sda

でgrubの更新をして完了でした。